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VOICE

【取材】デニム好きなアパレル書道家 前田広大(雅号:前田藍月)

好きを大切に生きる

2019.05.10

calligrafher / denim

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​「好き」を選ばなきゃ

もったいない  

前田広大(まえだ こうだい)

日本習字漢字部教授/ジーンズソムリエ/二級建築士/カラーコーディネーター

二級建築士という異色の資格をもちながら、アパレル会社に勤務。夜は、自身の一軒家で習字教室をしている。

​自分の人生における責任は自分自身

_ 前田さんはこれまで、二級建築士の資格をとり、建築関係のお仕事をしていたようですが、現在はアパレルのお仕事をされているようですね。なにかきっかけがあったのでしょうか?

(前田)

はじめは、安定的な仕事に惹かれて建築関係に進みました。しかし、建築の仕事をしていくなかで、学生時代「好き」だったデニムと幼い頃から「好き」だった習字をあらためてしたいと思うようになりました。なので、建築関係の仕事としては約1年間働いてから、その後はアパレル関係の仕事や書道教室をするようになりました。

_ 建築関係で1年間働かれてからアパレルに仕事を変えられたんですね。

(前田)

はい。よく「石の上にも三年」とよく言いますが、実際に「嫌い」なことを3年行うのは長く、しんどいことだと思っています。それなら、「好き」なことを自分で選び挑戦していくことのほうが楽しいですし、成長度合いも異なるように感じます。建築関係の仕事も嫌いでは無かったのですが、より好きな方を選びました。

_ 周囲からの反対などはありませんでしたか?

(前田)

周囲からさまざまな意見をもらいました。​しかし、いくら的を得た意見であっても、鵜呑みにせず、自分で考え「好き」なことに突き進んできました。自分の人生の責任は他人ではなく自分がもつものだと思っています。

​「好き」は広げていける

_ 前田さんは、デニムと習字が好きということをお伺いしました。好きなことに突き進んでいった結果なにか得られたことはありましたか?

​(前田)

​「好き」なことに突き進んでいくことで、そこから別の「好き」が広がっていったように思います。たとえば、私はジーンズ(特に、Levi's)が好きなのですが、ジーンズが好きがゆえにジーンズに似合う革靴に興味が湧き、革靴に関する知識が深まっていきました。

また、好きな書道においても、色紙に文字を書いた余白になにかしたいと思い、ちぎり絵をしたりもしました。​好きだからこそ、「もっと何かできないか?」と考え、結果的にさまざまなところに広がっていったように感じますね。好きが広がると、出来ることや、やりたいことが増え、楽しいと思う時間が増えると思います。

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↑文字を書いた余白にちぎり絵をした色紙(左)雅号:藍月にも使われた藍の花言葉(由来:デニムの藍)(右)母の日にプレゼントするために作った色紙。

​大人になっても「夢」を持つことの大切さ

_ 最後に、「好き」を大切にされている前田さんに習字で一字書いていただけますか?

​(前田)

「夢」です。やっぱり「夢」をもつことはとても大切だと思います。私自身、書道教室をひらきたいという夢を叶えた後、これからは30代、40代に叶えたい夢にむけて今できることをしていこうと思っています。

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▶︎ 前田藍月さんのInstagram:maeda_rangetsu

​文・撮影:汐瀬拓馬

 

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